VRoid News

着せ替え機能オープンベータ開始

いつもVRoidをご利用いただきありがとうございます。

VRoidプロジェクトは、VRoid Studioの新機能として開発中のVRChat想定アバターなどのフルスクラッチアバターに3D衣装を簡単に着せることができる機能のオープンベータを開始いたします。

昨年12月よりクローズドベータを実施しておりましたが、本日のオープンベータ開始により、どなたでも新機能をお試しいただくことができるようになります。
オープンベータはSteamのベータ版機能を使って無料でWindows版・macOS版が配信されます。

ぜひこの機会にVRoid Studioの新機能をお試しください。

■好きなフルスクラッチモデルの着替えが可能に

pixivと連携した創作物の総合マーケット「BOOTH」では、VRoid Studio向けの3Dアイテムの他にも、VRChatでの使用を想定した衣装アイテムなどが数多く出品されています。
しかし、これまでVRoid Studioでは.vroidファイル以外のモデルデータの着せ替えをすることができませんでした。

オープンベータで試せるVRoid Studioの新機能では、フルスクラッチの衣装データを独自フォーマットにすることでVRoid Studioへの読み込みを可能にし、フルスクラッチモデルの着せ替えを行うことができます。

エクスポート機能も備えており、作成したモデルをVRChatなどの外部のプラットフォームで利用可能な形式またはVRMファイルでの書き出しが可能です。

【機能詳細】

1. UnityのEditor拡張によるモデルデータの変換

VRChat想定のアバターデータおよび衣装データをVRoid Studio上で扱うための独自フォーマットへ変換できます。

2. 独自フォーマットのデータ&VRMファイルのインポート

独自フォーマットのデータ(XAvatar)あるいはVRMファイルを、VRoid Studioへ読み込むことができます。
独自フォーマットのアバターデータあるいはVRMに対して、衣装データやアクセサリーデータ(XWear)を追加し、編集することができます。

3. フィッティング機能

体型の異なるモデルにも快適に衣装をフィッティングさせることができます。

  • ワンクリックでモデルの体型に衣装をフィットさせる「自動フィット」機能

  • ボーン単位での移動・拡大縮小・回転

  • 素体のメッシュを可逆的に消す機能

  • 編集画面から遷移せずにアニメーションを再生する機能

4. VRChat向けデータおよびVRMファイルでのエクスポート

着せ替えたモデルはVRChat向けのデータあるいはVRMファイルとしてエクスポートすることが可能です。

■無料オープンベータ体験方法

オープンベータはSteamのベータ版機能で配信されます。

  1. Steamデスクトップアプリをインストールします。
    https://store.steampowered.com/about/

  2. SteamのストアページからVRoid Studio(無料)を入手します。
    https://store.steampowered.com/app/1486350/VRoid_Studio_v1282/


  3. Steamデスクトップアプリを起動し、「ライブラリ」から右クリックでVRoid Studioの「プロパティ」を開きます。


  4. プロパティから「ベータ」を表示し、「ベータへの参加」から「オープンベータ」を選択します。


  5. 自動でオープンベータ版へのアップデートが始まります。アップデートが完了するとオープンベータを利用できるようになります!


今後も、より多くのユーザーニーズに対応した機能を提供することで、3Dモデリングの可能性を広げていきます。どうぞよろしくお願いいたします。


オープンベータ版VRoid Studioをご利用いただき何かお困りのことがありましたらこちらのヘルプページをご確認ください。

▼オープンベータヘルプページはこちら
https://vroid.pixiv.help/hc/ja/sections/38546349380761

もし解決しない場合やご意見などは「ご意見・ご要望などのフィードバックを送る」の項目より、お問い合わせをお願いいたします。

▼オープンベータに関するご意見・お問い合わせはこちら
https://www.pixiv.net/support?mode=select_type&service=vroid-studio